ペットの同行避難|避難所の受け入れ条件と平時の確認メモ
「ペットと一緒に避難できるか」を調べるときは、同行避難の意味と、避難先での受け入れ条件を分けて確認することが大切です。環境省と東京都の公式案内をもとに、平時に調べておく項目と、家族で共有するメモの例をまとめます。
本文作成・一次資料確認:2026年10月23日。地域や施設によって対応は異なります。実際の避難については、最新の自治体の案内に従ってください。
同行避難と避難先の生活環境を分けて考える
東京都は、同行避難を、災害時に飼い主がペットを連れて避難することと説明しています。一方で、避難所で人とペットが同じ空間に居住できることを意味するものではないとしています。「一緒に移動できるか」と「到着後にどこで過ごすか」は、別の確認事項です。[2]
また、同案内は、どのような状況でも必ずペットを連れて避難所へ行かなければならないという意味ではないことも示しています。本記事だけで災害時の行動や安全性を判断せず、地域の情報とその時の状況を確認してください。[2]
自治体に確認しておきたいこと
環境省は、地域で指定されている避難場所について、ペットとの同行避難が可能か、可能な場合の注意事項は何かを、あらかじめ管轄の自治体に確認するよう案内しています。動物の種類によって受け入れが難しい場合もあるため、「ペット可」という言葉だけで、自分の飼っている動物も対象だと決めつけないようにしましょう。[1][2]
東京都の場合、避難所の設置・管理は区市町村が行い、同行避難への対応も住んでいる区市町村への問い合わせが案内されています。都の一般的な説明を読んだあとに、区市町村の公式ページや窓口で、利用を考えている施設の対応を確かめましょう。他の地域でも、管轄の自治体の案内を確認してください。[3]
ペット用の用品と日頃の準備
環境省は、日頃からキャリーバッグやケージに入ることに慣れさせる準備を挙げています。避難所では、自治体の指示や施設のルールに従い、動物が苦手な方やアレルギーのある方などへの配慮も必要としています。[1]
東京都が示す防災用品の例には、フードと水、食器、トイレ用品、ケージやキャリーバッグ、写真、健康の記録などがあります。普段使っているものと照らし合わせ、準備状況を整理しておきましょう。用品の必要量や健康管理の個別判断を、一律に決めるための記事ではありません。[2]
家族で共有する確認メモ
次の表は、自治体の案内を調べる際の編集部作成のメモ例です。施設ごとの正式な受け入れ条件を示すものではありません。未確認の項目は推測で埋めず、確認先と一緒に残します。
| 項目 | 調べて記録すること |
|---|---|
| 候補となる避難先 | 施設名、管轄自治体、参照した公式ページと確認日 |
| 受け入れの対象 | 飼っている動物の種類に対応しているか、事前に確認する条件はあるか |
| 到着後の過ごし方 | ペットの居場所と飼い主の生活場所、施設の飼養ルール |
| 持参するもの | 施設側の指定事項、普段の用品の準備状況と保管場所 |
| 分からないこと | 問い合わせ先、回答内容と確認日、家族に共有する事項 |
避難先の名称や役割もあわせて整理するには、避難場所と避難所の違いをご覧ください。確認した情報は家族で共有し、自治体の案内が更新されたときにはメモも見直しましょう。
出典・確認日
- [1]環境省「ペットの災害対策」(確認日:2026年10月23日)
- [2]東京都保健医療局「『同行避難』するために・・・日ごろからの備えが大切です」(確認日:2026年10月23日)
- [3]東京都保健医療局「ペットに関する東京都の災害対応」(確認日:2026年10月23日)